今晩は要注意です!!
(予報がはずれますように)
さて、去年の年明けに、屋根の雪の重さを量った記事を載せましたが、
今年も量ってみましたよ。
幸い、暮れから年明けまで大して降りませんでしたね。
下は1月5日の当事務所の屋根の写真です。


雪止めアングルで波を打っていますね。

深さを測ったら、波の高いところで約45センチくらいで
低いところで、35センチくらいでした。
平均約40センチくらいですね。(去年は73センチ)
さてサンプル採取&計量です




計量結果10リットルで4.6s、バケツの重さ0.4sなので、
雪の重さは4.2sです。(去年は5.5s)

結果、設計上の雪の重さは1uに1cm積もったとき、約3.0sとして考えます。
1uに1cm積もったときとは、容積がちょうど10リットルになります。
ということは、設計 10リットルで3.0s
今年の屋根の雪 10リットルで4.2s
になります。みぞれや、雨、晴れなどで、ちょっと重いようですね!!


ちなみに今日降った雪を量ってみました。(朝から30センチくらい降りました)
10リットルで、0.8sでした。
降りたての雪は、軽いですね。
もしもこれから朝に掛けて、1m積もったとします。(1m×1m…1uあたりで)

昨日までの雪が 40p(4.2s/p)
今朝から夕方まで30p(0.8s/p)
これから朝まで 100p(0.8s/p)
としたら、単純計算で
40p×4.2s/p=168s
30p×0.8s/p= 24s
100p×0.8s/p= 80s
合計 272s/uになります。
設計上雪下ろしを条件に、1mの積雪で構造計算をした家の場合
100p×3.0s/p=300s となります。
比較をすると、
予想の積雪272s/u < 設計上300s/u
となります。 大丈夫だね

単純な計算なので、実際には雪が融けて水になって流れ落ちたりするから
軽くなると思います。
今晩もしも、1mも雪が積もるようでしたら、
今週末は雪下しを考えたほうがいいかな?


以上で今年の実験、終わりです

参考になりましたか

中町でした

降らないように…

