
1月11日から先週まで(約4週間)
毎日お客様の屋根の雪下しをしていました。



本当に疲れました。


今日は、少し時間があったので、
久しぶりに屋根の雪の重さを調査してみました。

今回は、耐雪構造の屋根の雪について、調べました。
当社、耐雪構造(鉄筋コンクリート造)の屋根は、
一度も雪を下ろしていません。
1月末に約3m有ったのですが、2月に入って暖かくなったら
今日の計測では、約2mくらいでした。
1週間くらいのうちに、約1mくらい減ってます。

今日は、天気が良かったので、屋根雪2mすべて掘りだして、雪質を観察してみました。





上から約30pちょっとまでは、やわらかなザラメ雪。
その下70pくらいは、比較的やわらかね圧雪。
下から1mくらいのところに、約7cmくらいのザラメ雪(グザグザしたザラメ)
下から25cmくらいから1mくらいは、しまり雪でした。
残りの0〜25cmはザラメ雪
(凍ってはいなく、ここもグザグザしていました。)
今年は、気温も低いまま、継続的に雪が降ったため、
ザラメ雪の量が少ないようですね。

(いつもは、降っては止み、下溜まって、また降るパターン)
重さに関しては、上から25cmから30p間隔で下まで量ってみました。


調査データ-参照(クリック)taisetu0208.pdf


屋根上積雪2mで約800sでした。
耐雪構造の屋根 積雪表示版 3.3mの場合
設計約990s(約300s/m×3.3m)なので、セーフですね。

もしも、積雪表示板に2.5mと表示してある場合、
設計約750s(約300s/m×2.5m)なので、アウトになってしまいます。

耐雪構造の方は、参考にしてみて下さい。

ちなみに、当社木造部分の屋根も調べてみました。

1月22日に雪下しをしています。
屋根積雪約65p。
上から20pくらいがやわらかめのザラメ雪。
残り45cmは、やわらかめの圧雪(一番下にザラメ雪はほとんどありませんでした)
各雪質の重さを量り、計算してみたところ、1u当り約230sでした。
調査データ参照(クリック)mokuzou0208.pdf
木造の場合約300sが、雪降しの目安(1m)なので大丈夫でした。

気温が上がってきて、融雪が進んでいます。


また様子を見て、調べてみます。
ちなみに、私の家は、鉄骨の耐雪構造です。
今年は、雪庇を落としただけで、雪は下ろしていません。

鉄骨の耐雪住宅をお考えの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
当社の鉄骨耐雪住宅は、骨組み(柱・はり)を鉄骨で建て、
外回りを木造のパネルでそっくり覆う工法です。
結露の心配も無く、鉄骨では難しい高気密・高断熱を実現しています

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鉄骨の骨組み 木造パネルで覆う

暖か〜い 鉄骨耐雪住宅の完成です

中町の報告でした


